| <ミモザとは?>
目的 そのT・・・“居場所”として活用する
摂食障害をはじめ心の病をもつ人たちは、様々なストレスをきっかけに、引きこもり状態になってしまうことが少なくありません。うつ状態を伴うこともあるので、生活が昼夜逆転してしまうことも多いです。摂食障害の人たちは、元来、真面目な人たちですから、何もせず家に居ることは、とても辛いことです。かといって、すぐにアルバイトができるわけでも、ましてや継続することも困難です。体型や体重・食べ物のことだけに長い時間を費やしてしまったことから、興味をもつ幅がせまく、他のことで
時間を潰すことができない…こんなことから、家の中で肩身の狭い思いをしていることも多いでしょう。また、家族と四六時中顔をつき合わせていることも中々大変です。こういった状況に合わせて、生活リズムを整え、家でも学校でも会社でもなく病院でもない…“日中通える場所”があるといいな、と私たちは考えました。
目的 そのU・・・“病気についての正しい知識を学ぶ場”として活用する
摂食障害をはじめ心の病をもつ人たち(またはその家族の方々も)は、本などでよく勉強されていることが多いようです。
しかし、教科書のように書いてあることと、病気の実態にはズレがあることが少なくありません。ミモザでは、月2回、摂食
障害の臨床に詳しい心理士・スタッフによる勉強会を実施しています。本に書いていないような、より深く詳しく新しい情報を
得ることができます。そして、自分の病気のことがよくわかると、自分の今立っている現状がよく見えてきます。ミモザで他の摂食障害の仲間(自分より回復している人、自分と同じくらいの位置に立っている人、過去の自分と似た状況の人…etc)と
関わることによって、“摂食障害をもつ自分”に直面することになります。ミモザで先を歩く先輩=“回復のモデル”に出会い、
先の見えない未知で不安な未来”が実際に見えることは、回復していった先の姿が見えないとされる摂食障害の人たちに
とっては、とても安心なことです。
目的 そのV・・・“リハビリテーションの場”として活用する
ミモザは、様々な病気の段階における、“実践の場”となります。食べ物の問題が大きい人たちの為に、また、症状を緩和
するリハビリテーションとして、食事会などのトレーニングプログラムが実施されています。症状が落ち着いてくると、必ず
心理的な問題にぶち当たることになります。その為に、悩みを摂食障害者同士で話し合うEDミーティングを利用して問題に
取り組むことができます。更に、その人の病気の段階に合わせた社会参加・生産活動ができるよう、作業や会の催しの
ための各種実行委員会に参加することもできます。
摂食障害は、思春期という早い段階から発症してしまうことが多いため、自宅と病院の往復だけになりがちで、社会経験
不足が顕著です。“人と関わる”ということ自体がリハビリで、定期的に人と関われる場所が必要なのです。対人緊張が強い摂食障害の人たちにとって、社会に出て行くステップとなる、このようなリハビリテーションの場はとても貴重です。
NPO法人のびの会組織図
※のびFamily’s 〜 講演派遣事業の詳細は、それぞれ をクリックしてご覧ください。
NPO法人のびの会
1992年設置の当事者のグループと、1996年開始の家族会の有志によって1998年に発足。
2007年にNPO法人格を取得。全国初のサポートグループで5部門14事業を有する。
のびFamily’s
1996年発足の摂食障害者の家族会。心理療法士による月1回の講義とミーティングの他、
全国でも珍しく週1回という頻度で、家族だけのミーティングを行なっている。
ダーボ港の会
2004年発足の全国初の境界性パーソナリティ障害者の家族会。月2回のミーティングには
専門医と看護師がそれぞれ同席する。
地域作業所 MIMOS”A
1998年設立の全国初の摂食障害者及び境界性パーソナリティ障害当事者のための地域作業所。
横浜市の精神科小規模作業所の認可を受けている。症状改善と居場所の獲得、その先の社会参加、
社会復帰促進のために、作業やミーティングを行なう。
ショートステイ&グループホーム(未)
家族と物理的心理的な距離を置いて自立を促し、一人暮らしの練習(ショートステイ)、または安全な
管理者の下での一人暮らし(グループホーム)を援助する施設。2008年に実行委が発足し、まず
宿泊事業を運営しながら利用状況を確認し、事業展開を目指す。
就労施設(未)
自主製品の販売の場等会が運営する職場を設置して、MIMOS”A卒業生などを雇用する。
通所型教育事業施設(相談室)
2009年度開始の摂食障害者及びBPD者を中心としたカウンセリング及びグループワークを実施する
施設。神奈川県との協働事業。
宿泊型教育事業施設
2009年度開始。摂食障害者及びBPD者対象に、専門の管理者のもと、3ヶ月の短期入所で疾患教育
プログラムを行う全国初の施設。神奈川県との協働事業。
摂食障害講演会
1998年から摂食障害専門医と回復についてのトークディスカッションを行う。会の恒例行事。
親子合同夏合宿
BPDの教育講演を中心に、様々なプログラムを1泊2日の宿泊研修の形式で実施している。
各種ミニコミ発行
1993年発行の当事者の投稿誌『覚悟せんかい!新聞』と、1996年発行の親子関係の話題を中心に
掲載した『Peace!』の2種を発行している。
PV及び教材作成
会のPV作成を行ったり、書籍などの出版物を発行したりする。
ホームページ管理
会の様々な情報を、随時更新を重ねながらHPにて宣伝していく。
地方支部設置準備(未)
MIMOS”Aの活動が全国的に評価され支部設置の期待が寄せられている。支部設置によって、
もし横浜でdrop outした場合でも、地方で住居を構えてプログラムが続けられる他、卒業生の就労
場所としての位置付けが出来る。
講師派遣事業
関東近県をはじめ、全国からの体験談発表やミーティング開催などの依頼を受けて実施する。
クリニックで7年間の出張ミーティングを行ってきた。地方支部設置の大きな足掛事業。
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